走行距離についての考え方
中古車の価格を決めることとなる項目というのは沢山ありますが、その中でも大きく影響する項目の1つが走行距離です。自動車というのは無数のパーツの集合体です。パーツというのは使用していけば使用していくほど消耗や老朽化していき、修理や交換が必要になっていきます。したがって基本的には走行距離が長ければ長いほど中古車の販売価格が安くなっていくことがほとんどです。しかし一概に走行距離が少なければ新しくて良いクルマというわけではありません。例えば新車から7年以下程度の中古車であれば、走行距離は短ければ短いほど現在の使用されているパーツの低級性が高いため、お買い得な自動車という事になります。いっぽう新車から10年経過しても走行距離が極端に短いクルマというのは一見お得に見えますが、実は乗らなさ過ぎているためにエンジンの係が悪かったり、中のオイルが劣化してパーツに悪影響を与えていたりするなどリスクが高い場合もあるのです。
特殊な使われ方をした車両
中古車市場で得られているものには、一般的使われ方をされなかったものが売られていることもあります。例えばこれまでレンタカーとして使用されていたクルマが役目を終えて中古車市場で売られるという事もあります。かつてレンタカーとして使われていたクルマというのはいろいろな人がさまざまな乗り方をしています。中には乱暴な扱いをするような人が乗っていた可能性もあるため、基本的にはリスクが高い買い物となるため、購入は見送ったほうが良いでしょう。
ボルボの中古車は燃費がリッター当たり11キロ以上をキープできていれば、買取価格が高くなる傾向があります。